そんな楽しいレッスンが続くなか、
「迎春とか、賀正って、あけおめ、ことよろ、みたいなものなんですね」と生徒さん。
・・・え、どういうこと!? ですね。ご説明します。
こんなふうに、金色や筆ペンで、大きく「迎春」や「新春」って書くと、豪華で目立てます。これ、ぜひやってみていただきたいんですが、1つだけ注意点が。。。それは、、、
こういった2文字の賀詞を、目上の人には送らない!ということです。
なぜかというと、、、
「迎春」や「賀正」といった、2文字の賀詞は、「春を迎えます」や、「お正月を喜びます」というお祝いの言葉を、簡単に表したものなのです。
つまり、省略形ということになります。
省略した言葉を、目上の方に送るのは、相手への敬意も省略したことになり、失礼にあたるんです。
ですから、会社の上司はもちろん、お世話になっている目上の方などには、送らないようにしてくださいね。
・・・というお話を「年賀状レッスン」でしていたら、
「ああ、それって、「あけおめ」とか、「ことよろ」という感じですね?」と生徒さんが。
言い得て妙!
もちろん、そこまでくだけてはいませんが、やはり、2文字の賀詞は、お友達や親しい方限定にしたほうが安心です。
では、上司や目上の方には何を書けばいいかというと、
「新春のお慶びを申し上げます」や「謹んで新年のお祝いを申し上げます」といった言葉を使います。
いろいろ悩んだら、一番安全(?)なのはこれです。