本当にきれいな字と、手紙のマナーが身につく、東京・港区青山一丁目、大人のペン字筆ペン教室です。
今日から師走。

その、師走最初の日に放送された、フジテレビ「めざましどようび」に出演させていただきました。

 

 

今、女優の中谷美紀さんが、結婚の報告を筆文字で書かれ、それが大変な話題になっています。

それについて、解説してくださいという依頼でした。

中谷美紀さんの結婚報告、こちらです。

 

 

 

一目見て、普段から手書きで手紙を書き慣れている、という印象を受けます。

 

ここまで手書きをなさるのも素晴らしいですが、お手紙として、内容が素晴らしいんです。

これ、ぜひ参考にしてほしいポイントがたくさんありますよ^^

あなたも、この手紙のマナーとポイントを押さえれば、ぐんと手紙美人に近づけます♪

 

まず、最初のほうの、季節の挨拶。

「初冬のみぎり〜」と書いてありますね。

 

 

「みぎり」、普段使わない言葉ですが、これは、「時節、〜のころ」という意味です。

ですから、「初冬のみぎり=初冬のころ」になります。

 

よく使う季節の挨拶といえば、「〜の候」ではないでしょうか?

「初冬の候〜」この場合は、「そうろう」ではなく、「しょとうのこう」と読んでくださいね。

 

もちろん、これでも良いのですが、漢字は見た目の印象が硬いですし、どちらかというと男性的。

対して、「みぎり」は、ほぼ同じ意味でありながら、ひらがなで、見た目も言葉の響きも柔らかく感じられます。

中谷さんは、あえて女性らしい言葉を選んで使っていらっしゃるのだろうなと感じます。

 

そして、最後の「お身体をおいといください」。

 

これも聞き慣れませんが、「いたわってください、大事にしてください」の意味です。

お相手の健康を祈る、結びの挨拶として使います。

漢字で書くと「厭う」と言う字になりますが、この場合は、「嫌う」という意味ではなく、むしろ正反対の意味になるのが面白いですね。
結びの言葉だと、よく使うのが「ご自愛ください」だと思いますが、これもやはり、硬い感じがしませんか?
対して、「おいといください」は、日本語独自の柔らかさを感じる大和言葉。
ですからこれも、女性が使うと、とても素敵に感じる表現の一つなんです。
さらに、文中のところどころに「私こと」「私共」と小さく書かれた部分があります。
 
 
これは、自分のことは小さく書いて、相手への敬意を示すという、日本独自の手紙のマナー。
年配の方は、自然になさっていることですが、もっと下の世代で、すらっとこれができるのは素敵です。
中谷美紀さんは、素敵な外国の方と結婚されましたが、真に素晴らしい日本女性=大和撫子だと敬服しました。
上に書いたポイントやマナー、ぜひ取り入れて、手紙美人をめざしてくださいね!